ジャズとテニスの雑記帳

ジャズ・テニスそしてオーディオやミステリーについての日常を綴ります

オーディオ備忘録 31  JBL LE85の復帰

ジャズ用のJBLシステムに、4インチ振動板の2482を導入したことにより、2インチ振動板のLE85は現役を退いていました。

 

具体的には、130A・LE85・075のうちLE85を2482に換装し、2482の高域の足りないところを075のクロスを下げることで解決を試みました。

 

075を、現用のチャンデバでクロスの一番低い3500Hzまで下げてみましたが、スムーズにつなげるのは無理でした。

 

そこでLE85にショートホーンを付けて3500Hzクロスを試しました。

いい具合です。

 

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075はコンデンサーでロウカットしてLE85の高域を補います。

今のところ、コンデンサーの容量は1.34μFで問題ありません。

 

結果的に、私の大好きなアヴァンギャルド系ジャズにおける管楽器の再生は、マイシステム上のBEST of HISTORY になりました。

    

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また写真がボケてしまいましたが、再生が快調で気分は最高です。

金魚

我が家に「金魚」が来ました。

 

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和金3匹、東錦1匹の計4匹です。

人間5人に対して、犬4匹・インコ1匹・金魚4匹で、人間以外が数的に優勢です。

 

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ただ、犬のうち2匹が超高齢犬です。

もう遊ぶ元気はないため、体をささえて歩行?補助、それと、なるべく抱くようにしています。

よく失禁されます。いつまでもしてほしいのですが・・

ジャズ愛聴盤 17 ジョージ・ラッセル Ezz-thetics  with ドルフィー 

ジョージ・ラッセルの「エズセティックス」 共演エリック・ドルフィー

1961年5月8日 録音

この作品、私はアヴァンギャルド・ジャズのみならずジャズ史上の名盤に数えられると思っています。

 

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ジョージ・ラッセルの編み出した「リディア的概念」は、全く解りませんが・・・

音楽は素晴らしい!

 

共演は曲者揃い。愛して止まないドルフィーも曲者と言えば曲者ですね(笑)

 

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各トラック怪、いや快演ですが、特筆すべきトラックが「ラウンドミッドナイト」

モンク~ラウンドミッドナイト~ドルフィーとくれば、ファン垂涎の一曲にならない訳がない、と思います。

よくぞこの演奏を残してくれました。

 

ジョージ・ラッセルドルフィーの嚙み合わせは上々です。

将来的には次のアルバムも期待できただろうに・・と考えてしまいます。

 

 

コンサートは素晴らしい

前回の続きです。

 

コンサートの思い出話です。

 

ポップス系のライブはここでは外します。

このジャンル、私は「ファッション」だと感じているからです。

いい・悪いではありませんよ。

 

で、やっぱり、ジャズとクラシックになりますね。

 

コンサートには、昔は結構行きましたが、最近はクラシック・コンサートだけですね。

ジャズは一人で聴くものだと、ずっと思っていました。

 

そんなんでも、思い出のジャズ・コンサートふたつ

1972年頃

山下洋輔トリオ アルト坂田明の時代 

日野皓正クインテット 

このふたつはトテツモナイ演奏でした。私のオーディオで再生を試みるレベルではありません。

(もうひとつ、ジャズではありませんが やはり1972年頃の 赤い鳥)

 

クラシック編

ベルリンフィルやウイーンフィル、コンセルトヘボウ等は聴いたことがありません。

シャルル・デュトワは凄くいいなと思いました。オーケストラはN響PMF

 

その他、海外・国内メジャーアーチストも聴きましたが、それほど感動しませんでした。

いつも、何故?と考えていました。

 私の能力が低い?

 奏者のコンディションが悪い?

 奏者の気合が入らない?(特に地方では)

いろいろな理由があるでしょうね。

 

最近思うこと。

地元の音楽館によるオリジナル・コンサートがいい!

例えば、音楽館付属の弦楽四重奏団(メンバーは国内オーケストラのコンマスや主席奏者であるため、もともとのレベルが高いことは高いが)

例えば、音楽館芸術監督指導指揮による若手演奏家のコンサート

 

モチベーションが高い真摯な演奏を聴くことができます。音楽が生きている。

 

若手音楽家の場合は、超一流のオーケストラや奏者に比べれば、熟達度や音色等で及ばない面はあります。

そういう演奏を聴きたい時は、たくさんある歴史的名盤を聴けばいいと思います。

もちろん、オーディオで。

 

あれ、また変なこと言ってますか?

 

 

音楽、何を聴いてます?

音楽ファンやオーディオファンと話をしていて、どんな音楽を聴いているかという話になったことはありませんか?

 

3年前のことです、ある人とオーディオの話をしていて「何を聴かれています?」と聞かれました。

私は、オーディオの話題のつながりから「レコードとCD、それとFM放送ですよ」と答えました。

ちょっと変な間があったのち、その話は進展しませんでした。

 

・・そう、彼は「どんな種類の音楽を聴いているのか」と聞いたんですね。

私アタマ悪いですねえ!

 

普段は「両方聴きますよ。ジャズもクラシックも」と答えるんです・・・

 

いやいや、この答えもおかしいと、最近気が付きました。

「両方」とは何でしょう?

これでは、音楽はジャズとクラシックだけ、ほかのものは音楽ではない!と言ってるようなものですね。

 

音楽は多岐に亘って楽しまれています。ジャズとクラシックだけではありません。

 

もちろん私も、この「両方」だけではありませんよ。

中島みゆきは大好きで、レコードもCDもいっぱい持ってます。他には・・・・ゴンチチ・・・あとは・・・

 

なんか、音楽についてキャパが小さいんじゃないの?と言われそうですね。

ただ、私にとって音楽は芸術のひとつなんです。芸術がそんなにたくさんある筈ないですよね?

 

わたし、変なこと言ってます?

 

この項続きます。

次回はコンサートについて。

 

 

オーディオ備忘録 30 Vifaの移動先

シーメンスにツイーターの座を禅譲したVifa TG9FD10-08

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このVifaのユニットは、本来は9㎝口径のフルレンジユニットです。

 

自作箱の裏に書いてあった自分のメモによると、購入は2014年7月でした。

もう7年も経っています。2~3年前かと思っていました・・歳ですねえ・・

 

それはともかく、このユニット、大きな音は出せませんが、フルレンジとしても優れています。

低域は、口径からは信じられない量感があります。100Hzくらいまでしか出ていませんが、低域の曲線がいいのだと思います。箱はリアに空気抜きの穴をあけてあります。

 

高域はバイオリンやフルートなどをとても綺麗に再生します。ただ、だら下がり特性のため、スーパーツイーターの追加が効果的です。

 

自作箱は15mm厚ラワン合板製、バッフルだけは北海道のエンジュという硬い木の無垢板で厚さはこちらも15mmです。

 

Vifaは寝室に収まりました。

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昼間のちょっと一息・ごろ寝用です。この用途では、スーパーツイターは要りません。

 

何か月か先に、シーメンスと入れ替え(元通り)に・・・は、ならないで、ここに落ち着いてくれると嬉しいですね。

シーメンスを核としたクラシック4ウェイが順調にいって、大好きなVifaをフルレンジで使えるということ、両方の意味で嬉しいですね。

 

なお、このユニットはVifaがPeerlessに吸収?されたため、現在はPeerlessブランドになっています。4Ωが多いようですが、拙宅のは8Ω仕様です。

 

 

ヤニック・シナー V.S. カルロス・アルカラス

現在行われている、ATPマスターズ・パリ大会2回戦で、シナー(イタリア)対アルカラス(スペイン)の対戦がありました。

 

今シーズン屈指の好試合でした。

 

ヤニック・シナー 20歳 

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カルロス・アルカラス 18歳

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この二人について語らせてください。

 

二人はプレイスタイルがアグレッシブ であります。

プロテニスを見る価値はここにあると思っています。

 

私がナダルファンである理由もそこにあります。

ナダルは守備的に見えるかもしれませんが、それはサーブがあまり強くないために、攻撃に転じるのに時間がかかるのでそう見えるだけ。

一旦起点をつかめばあとは攻めまくります。

フェデラーは最初から最後まで攻撃的です。

 

攻撃にはリスクが伴います。

テニスに限らず、リスクのない戦いほど、観る価値の低いものはありません。

 

私がジョコビッチやマレーを好まないのはリスクの負い方が低いと思っているためです。(また言ってしまった・・)

 

シナーとアルカラス、コロナ後のテニスを楽しくしてね!!!

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写真はGAORAさんから無断借用いたしました。すみません。