ジャズとテニスの雑記帳

ジャズ・テニスそしてオーディオやミステリーについての日常を綴ります

オーディオ備忘録 29 シーメンスのツイーター導入

半月ほど前に、クラシック4ウェイのミッドバスをヤマハからシーメンス17eに換装して好結果を得たと書きました。

その時の写真です。

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このままでもまったく不満はありませんでした

が、ツイーターをシーメンスにして、ドイツ的な音傾向をもっと高めたいと考えました。

 

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ツイーターを、VifaTG9FD10-08からシーメンス6Rus-LSP-28aに換えました。

取り付けたフレームには、Myuさんのリスニングルームにあやかって、檜を使いました。

 

ドイツ的な傾向が強まっていい音になったかというと、今のところそうではありません。

Vifaの高域、たとえばバイオリンの艶やかな音色は1級品です。

シーメンスは良く言えば「切れがある」、悪く言えば「歪っぽい」と感じます。

特にトュッティで顕著です。

 

じゃあシーメンスは不適かというと、そうではありません。まだまだ使います。

 

私はマニアではありませんが、オーディオ機器に少しはこだわりがあります。

それは「この機器が自分の自分の音楽ライフに留まってくれるか」ということです。

 

要するに、好きな音楽、いろいろな演奏を、安定していきいきと奏でてくれるか、ということです。

こんな大事なことを、短時間で結論付けてしまうことは、私にはできません。

 

オーディオ・マニアは短時間で音判断ができることは知っています。

ですから、私はオーディオ・ファンであって、決してマニアではありません。

 

クロスオーバー、スロープ特性、レベル等々の調整、することはたくさんあります。

 

なお、Vifaのユニットには、あるところへ移動してもらいました。

それはまた後日。

 

 

運転中は何を聴きますか?

あるオーディオ・ブログ記事で見た言葉です。

 

「私は車の運転中に音楽は聴きません。何を聴いているか? エンジンの音です

カッコいいですね。

ポルシェ、フェラーリマクラーレン? 

 

私も実は、運転中は音楽を聴きません。

何を聴いているか?

タイヤが拾う音を聴いています。

 

何故?

「路面状況の把握は安全運転のための必須の情報だからです」

・・・というのは2番目の理由です。では1番目は?

 

音楽を聴かない1番目の理由は

「高齢化による情報収取能力の劣化を補うためです」

 

音楽を聴いていると、走行中の音声情報が阻害されることの他に、生理的な集中力の劣化を招くと思います。

効果は出ていると感じています。

 

・・・エンジン音を聴きたくなる車がほしい・・・

 

ジャズ名盤100選

ジャズ愛聴盤シリーズは現在16記事まできています。

私の大好きなエリック・ドルフィーアヴァンギャルド・ジャズのオン・パレイドですので、違和感(嫌悪感?)を感じる方もいらっしゃると思います。

 

今回はまともなジャズ名盤の話です。

 

実は愛読しているブログに「ジャズの名盤 ジャズという音楽の魅力を中心に」という名ブログがあります。

音源もついていますので楽しめますよ。

 

こちらの記事で、スイングジャーナルの名盤100選とブログ主さんのジャズ名盤100選が紹介されています。

 

その”選”の中に、当ブログのジャズ愛聴盤16枚は何枚入っているのか数えてみました。

私の愛聴盤は20枚でひとくくりと考えていますので、紹介済みの16枚に今後予定している4枚を足して20枚のうち何枚入っているかを見てみました。

 

スイングジャーナルのジャズ名盤100選と私の愛聴盤20選で共通しているのは1枚でした。

たった! 1枚でした!

 

「ジャズの名盤」ブログ主さんのジャズ名盤100選になると

私の愛聴盤20選と共通していたのは・・

たった! 3枚でした!

 

スイングジャーナルの方は総花的になるのは止むを得ないですね。

ブログ主さんのほうは、好きなジャズ&歴史的な意義のある盤が中心です。

 

私のは、せまーい好みの中のセレクトですから、ほとんどダブらない・・・まあ、こんなもんでしょうね。

 

もし、私の愛聴盤を50枚まで増やしていっても、ダブル数はあまり変わらないような気がします。

アヴァンギャルド好きですから。50選までずっと・・・アヴァン・・・

この好みの問題は、かなり決定的ですね。

 

もし、先の100選で多くの盤が取り上げられているマイルス・デイヴィスジョン・コルトレーンソニー・ロリンズビル・エヴァンスキース・ジャレットが私の愛聴盤に入ってくると、少し様子が変わってくるかも知れません。

 

愛聴盤50選になるとマイルスは何枚か入ってきますね。

コルトレーンはコルトレイジードルフィーのNAIMAが聴ける盤)は入ります。

エヴァンスも入ってきますね。ワルツ・フォー・デビーではありませんが。

ロリンズとキースは100選でも入ってきません。

ファンの方、怒らないでください。好みの問題です。 

 

なお、上記100選のうち、私が持っているレコード数は、

スイングジャーナル100選中65枚

ブログ主さん100選中35枚

持っている枚数少ないですねえ?

ただ、100選中、半分持っているので、聴かず嫌いというわけではありません。

 

私は好きなジャズマンが少ないのだと思います。

繰り返し演奏を聴くほど素晴らしいジャズがたくさんあるというのは幸せだと思います。私は不幸せかも。

 

ちなみに、男子プロ・テニス・ランキング100位までで、私が試合を観たいプレイヤーを数えてみました。

100人中 16人でした。

ランキング上位の選手ばかりではありませんでした。

 

ジャズ愛聴盤17から20まで、もうしばらくお付き合いください。

予定です。

17 ジョージ・ラッセルのアルバム

18 ドルフィーのレアな盤

19 アンドリュー・ヒルのアルバム

20 ドルフィーの例の悲しい盤

 

カルロス・アルカラス V.S. アンディ・マレー

昨日は仲間内のゲーム練習会でした。

全員70歳以上のため、パブリックコート使用料の高齢者割引があります。

 

テニスを楽しんでいる高齢者って、そこそこの生活水準の人たちです。私が最低経済レベルです。

(テニスは私が最高、ウソ)

 

何が言いたいかというと、「高齢者割引する必要あるかなあ」ということです。

パブリックコートですからお安いです。頭数で割れば、2時間ひとり100円から200円です。

 

・・・「全員70歳以上でーす!」と言って、毎回割引受けていますが・・・

 

本題です。

現在開かれているATP500ウイーンの大会の2回戦、アルカラス対マレーをWOWOWオンデマンドで観ました。

 

中身のメッチャ濃い好試合でした。6-3・6-4でアルカラスのストレート勝ち。

マレーに勝つことがどれだけ大変なことか、テニスファンならご存じですよね。

 

アルカラスのハイスピードテニス! 必見です!

 

「185cmの錦織圭といえば、その凄さがわかっていただけますでしょうか?

 

これからトップ10に入ってくる若手3羽ガラスのひとりですね。

オジェアリアシム、シナー、そしてアルカラス 

見逃せませんよ!!

 

 

 

 

 

ジャズ愛聴盤 16 ERIC DOLPHY IN EUROPE VOL.1 

ドルフィーのヨーロッパ実況録音のひとつ 「イン・ヨーロッパ・Vol.1」

1961年9月 録音 デンマーク コペンハーゲン

 

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ドルフィーは、この年と、翌年のコルトレーンクインテットの一員として、そして1964年にミンガス・グループとして、計3回ヨーロッパ演奏旅行に出ています。(間違っていたらご指摘ください)

 

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この年のイン・ヨーロッパシリーズのリズムセクションはあまり良くない、どころか、かなり悪いと私は思っています。メンバーがドルフィーの音楽に馴染めていないことが主な原因だと思います。

(否定的なことは極力書かないように心掛けているのですが、今回はお許しください)

 

同じ年の「ベルリン・コンサート」や「ストックホルム・セッション」の方がサイドメンの出来はすこしだけ高いと感じています。

にもかかわらず、こちらを愛聴盤とした理由は、B面収録の「GOD BLESS THE CHILD」の名演にあります。

 

この曲は、私の手持ちのレコードでは、「ファイブ・スポット」(Here and Thereに収録)と「ベルリン・コンサート」で聴くことができます。中でも、最も長尺の演奏で脳に働き掛けてくるのが本トラックです。

 

素晴らしい演奏だと思います。

 

A面にはドルフィーのフルートとベースのデュオによる「HI FLY」が入っています。チャック・イスラエルさんには申し訳ありませんが、私は、私は!ですよ! ソロで演ってもらっていたら、どんなに・・・と思ってしまうのです。

 

以前、オーネット・コールマンはサイドメンに恵まれている、と書きました。

コールマンはレギュラーグループで遠征しています。

 

ドルフィーのレギュラーグループの演奏はあまりありません。ファイブ・スポットに於けるブッカー・リトルとの双頭クインテットくらいでしょうか。

残っているリーダーアルバムは、ほとんどがレコーディング用セッションだと思われます。

 

「どんな環境でも素晴らしい演奏をができるという稀代のインプロヴァイザー」であるが故に、ドルフィーはレギュラー・グループにあまりこだわっていなかったのでしょうか・・・

 

では、GOD BLESS ・・・ 眞子さん

 

 

 

 

 

 

 

ダイキ、ダイキ、ダイキ・・・ああ

松岡修造さんが北九州造になって応援した世界体操、橋本大樹。

結果はちょっと残念でしたね。長い眼で見た場合はどうかわかりませんが。

 

それはともかく、修ちゃんが叫ぶとおかしくなってしまうことが多いような気がします。

古い方から思い出すと

 

4回転、4回転、4回転

真央ちゃん、真央ちゃん、真央ちゃん

圭、圭、圭、天才、天才、天才

400Mリレー 金、金、金

今回世界体操・・・

 

いろいろありましたね。

 

一方、大坂なおみさんのフォロウはしてくれませんでしたね。

(拙ブログ 5月31日、6月1日、6月3日など)

 

私は、スポーツ界と芸能界の間に親和性を感じていないので、芸能界があまりに騒ぐのはどうか?と思っています。

 

例えば、スポーツ選手の登場に演出は不要だと思います。姿そのもので充分でしょう。

マイク・タイソンは黒のグローブ・黒のトランクス・黒のシューズで歩いてリングに上がりました。ボクサーです。

王さん、イチローさん然り。

 

ターゲットになリそうな高木美帆さんと大谷翔平さん、心配ですね(余計なお世話)

静かに応援したいものです。

オーディオ備忘録 28 ACCUTONの調整音を聴く

ボロトレーン邸のACCUTONです。

2週間ぶりくらいかな。

クロスオーバーの微調整と周囲の壁からの距離をとることを中心に調整されたとのこと。

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このリジッドぶり。ミッドの方のアルミ板の厚さは40mm

相変わらず素晴らしい出来映え

写真を撮り忘れましたが、30cm平面ウーファーとの3ウェイです。

 

ヴォーカルとベーシストがリーダーのジャズを聴きました。

奥行、定位とも素晴らしいです。

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こちらはアンネ・ゾフィー・ムターのバイオリン

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音場も見事ですが、なによりも、バイオリンの音色に惚れ惚れします。

クラシック音楽の文化を感じますね。

 

拙宅のシーメンスもこのように魅力的な音色になるようにしなくては・・・