1968年、新宿のダイナミック・オーディオのショウルームで、初めてJBLを聴きました。
サンスイ SP-LE8T です。当時の国産SPからは聴くことのできない、生の楽器のような音がしました。
視聴アンプはできたばかりのサンスイAU-666。旧型アンプとの音の違いもLE8Tはしっかりと出していました。
欲しいと思いましたが、貧乏学生には買えません。バイト代をオーディオに回す余裕はありません。
この頃ですね、ベイシーの大兄が書かれていた・・電柱についてるJCBの看板もJBLに見えてしまう・・のでした。
10年後の1978年、憧れのJBLを買いました。
2405・LE85・130Aの3ウェイを、自作ネットワークでつないで自作箱に入れました。
ヤマハのB-1による強烈なアタック音は忘れられません。
その後は、このシステムをベースに少しづつ改良を重ねていきました。
現在のSPシステムです。JBLの4ウェイ・5スピーカーを4ウェイマルチアンプ駆動しています。
マニア諸兄のように高度なシステムではありませんが、次回から、オールドジャズファンのオーディオシステムとして読んでいただけましたら幸いです。