ジャズとテニスの雑記帳

ジャズ・テニスそしてオーディオやミステリーについての日常を綴ります

オーディオ備忘録 49 シーメンス 22a

シーメンスの8インチフルレンジ6ruf.lsp.22aをオークションで入手しました。

 

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程度は上々です。

実は、以前も22を持っていました。当時のは22c、ダブルコーンの方でした。

22cは、コンプレッション・ドライバーに近い切れ味でした。その諸刃の剣として高域の刺激的な響き・・結局、使いこなせずに手放しました。

 

こっちの22aはシングルコーンです。

まだ音は出していませんが、多分ツイーターとのつながりがいいと思います。

 

このユニットをどう使うか?

 

下の写真は、クラシック再生用の4ウェイ(スーパーウーファーを足して5ウェイ)です。

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このシステムで使っているミッドバスは、シーメンスは6rus.lsp.17eです。同じ8インチ。

このシステムは、拙宅のクラシック用として、その再生力に十分満足している状態です。

 

が・・・

同じシーメンスの22aは気になっていました。

それが今回手に入りました。

使ってみます。

17eとの換装です。

 

これから、慣らし運転・クロスオーバーの模索・各帯域のレベル調整等々、することはたくさんあります。

それでは、報告は後日。

オーディオ備忘録 48 ターンテーブル・シート

ジャズ・メインシステムのJBLには2台のレコードプレイヤーを使っています。

 

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手前のプレイヤーがヤマハD-3、カートリッジはヤマハMC‐505

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奥のラックの上が、デノンDPー3700F、カートリッジはオーディオ・テクニカF-7

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こちらは、ジャズ・サブシステムPEGASUS用のソニーPS-LX300H、カートリッジはシュアーV15TypeⅢ。針はシュアー純正。

このプレイヤーだけベルトドライブです。

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今日はターンテーブル・シートがテーマです。

 

30年ほど前は拙宅でも金属シート(2社)を試していました。

いずれも、私の耳には心地良く聴こえることはありませんでした。

音の厚み・密度があまり感じられなかったという記憶です。

そんなこともあって、結局ゴム系に落ち着いて現在に至っています。

 

デノンには、長らく純正の標準シートを使っていましたが、つい最近、別売だったブチルゴム系のシートをオークションで入手することができました。

音の判断はまだ先になります。

 

ヤマハには、東京防音の非反発ゴムのハネナイト・シートを使っています。このシートはゴム系の中では硬めです。

時々オリジナル・シート(下の写真)も使います。デザインが好きです。

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ソニーには、パイオニアのJP-501です。ブチルゴム・シートのベストセラーでしたね。

 

私は、装置の音の判断についてはロングターム・テスト風に考えます。

毎日聴いていて、心地良く聴けるかどうかが判断基準です。

心地良くといっても、”ソフト”という意味ではなく、その音楽らしく聴こえるかどうかが基準です。もちろん、私の考える、その音楽らしさという意味です。

 

具体的に言うと、管楽器のリアリティとウッドベースのスピードが大事になります。

 

生演奏は聴きに行きますし、オーディオの参考にもしますが、そこを目指すことはしません。

生の音が最高とは感じません。

天に唾する発言かも知れませんが、私は「音楽は、オーディオの方が、より楽しめる」と思っています。

 

 

テニスラケット ストリングスの張り替え

少し前の話です。

 

8か月振りに、ストリングスを張り替えてもらいました。

ストリングスはバボラの一番安いナチュラルです。

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私のストリングスは、メイン・ラケットがナチュラルで、ウェット(小雨・雨上がり)用のサブ・ラケットにマルチ・フィラメントのナイロンを張っています。

ナチュラルは濡れるとふやけて切れてしまいます。そこが唯一の弱点)

 

8か月も替えてないの? と思われるでしょうね。

ナチュラルは大丈夫なのです。性能がほとんど落ちません。

私くらいの齢になると、パワーも落ちて、ナチュラル・ストリングスを切ることは、ほとんどありません。傷んできて、面の均一性に問題が出てきたら、張り替えます。

 

コスト的にも、ナチュラルの方が安上がりだと思います。

ナイロンやポリでも、ちょっと高級なものを使えば結構な値段になるのでは?

 

ウエット用ラケットに張ってあるナイロン・ストリングスは、私のような、高齢者かつソフトヒッターでも、6日も使えば、明らかに性能が落ちます。大会では使いたくないくらいに。

ウエット状態では、どっちみち球は飛びませんから、性能が落ちた状態でも使います。

 

さて、私は、JASA認定のストリンガーさんに張っていただいています。

 

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ナチュラルを張る場合には、JRSA認定ストリンガーに頼むのは必須だと思っています。

関心のある方は、JRSAのHPをどうぞ。

 

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さあ! あとは腕だ! 体力だ! ・・・加齢との闘いです・・・

 

以上は老人テニスの話です。

ジュニアになると事情は全く違います。

ストリングスの性能が明らかに落ちる前に、切れてしまいます。叩き方がハードですから。

用具の中で、ストリングス代は馬鹿になりません。ストリングスをロールで買っているジュニア選手多いはずです。

 

(・・・私も、テニスを始めた40代のころは、3か月で2本切っていました・・・当時8000円のナチュラルを使っていましたから、ストリングス代が年間64,000円かかっていた勘定ですね。現役時代は金が使えたなあ・・・)

 

こんな暢気なことを書いていて気が引けます。

ウクライナに普通の当たり前の平和を!!

私たちは、人間の歴史の先端に生きています。ロシア国民の皆さんの正義の力を信じたい!

 

 

危機管理について

ロシアのウクライナ侵略、眼を疑う惨事です。

独裁体制は20年くらいで崩壊していくことが多いと思っています。どういうわけか自らその方向へ踏み出していきます。その帰結しかないということでしょうか?

 

今回、軍事的に中立的な立場をとっているスウェーデンフィンランドが速やかにウクライナへの武器の供与を始めました。

永世中立国のスイスも同じです。

 

その行動に驚きました。本当に驚きました。

これらの国は、このような事態まで具体的に想定して国を危機管理しているのですね。

 

果たして、日本は、どの程度(まで考えて)の危機管理をしているのでしょう。

 

私は官僚に期待する人間です。

最近の官僚をみていると、何も考えなくなっているのではないかと思ってしまいます。

人間の体で言えば、血液に相当する官僚、どうしたんだ!

 

政治家に”忖度”が目立つようになって急激に官僚の能力が落ちたような気がします。

が!そんなことで、朽ちてしまう程度の官僚なのか?何のための官僚か!

 

FM放送 3管ジャズ特集

FM放送唯一のジャズ番組と言ってもいい「ジャズ・トウナイト」

 

故・児山紀芳さんの後を継いだMC大友良英さん。

その、あまりにも強いジャズ愛・音楽愛ゆえに総花的な選曲となり、私のようなニッチなファンには飛びつく選曲が少ないという一面はあります。

しかし、ジャズ&音楽の伝道師として、正しい道を貫かれていらっしゃいます。リスペクトしています。

 

「ジャズ・トウナイト」は土曜日深夜の放送です。この時間に起きていることは、年寄りにはきついので、「聴き逃し配信」により、日曜日に聴くことにしています。

 

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3月5日の当番組「3管ジャズ特集」の選曲は最高でした。

ミンガス、アンドリュウヒルハービー・ハンコックそしてAECのラウンド・ミッドナイト! 等々

 

至極の時間でした。

 

3管によるハーモニーを中心にしたジャズはアレンジにも工夫があり、聴きごたえがあります。

私の好きなアヴァンギャルド系は1管あるいは2管編成が多いのですが、このような3管ジャズなら大歓迎です。

クラシックファンの方にも是非聴いていただきたいジャズです。

BGMのようなジャズって、つまらないでしょ?

 

「管楽器のジャズ」、私は、こんな管(ホーン)で聴いています。

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追記

よろしかったら、こちらもどうぞ。

ジャズ愛聴盤 19 アンドリュー・ヒル POINT OF DEPARTURE    With ドルフィー

FM放送 ハイティンクの名演を聴く

何回も書いて恐縮ですが、私はFM放送のファンです。

クラシックのメインソースはFMです。

配信の時代になんと・・・FMなのです。

 

手持ちのソース、ジャズLP・CDとクラシックCDの他にFM放送を聴くことで、音楽&オーディオの時間は埋まっています。

テニスもやらなければならない?し、配信まで手が回りません。

ユーチューブは時々聴きますけど。

 

本題です。

最近いい番組に当たりました。

2月28日から3月4日の「ベスト・オブ・クラシック」です。

 

ハイティンクの名演を聴く

曲目は

2月28日 ウェーバー ピアノ協奏曲 第3番

      マーラー 交響曲 第1番

3月1日  シューベルト 交響曲 第3番

      ショスタコーヴィチ 交響曲 第4番

3月2日  モーツァルト ピアノ協奏曲 第17番

      R.シュトラウス アルプス交響曲

3月3日  ドビュッシー 夜想曲

      ブルックナー 交響曲 第7番  

3月4日  モーツァルト ピアノ協奏曲 第23番

      ブルックナー 交響曲 第6番

オーケストラはベルリン・フィル(2/28~3/2)とコンセルトヘボウ(3/3.4)です。

 

残念ながら、第4夜は、岸田首相の記者会見のため中止になりました。仕方ありませんね。

芸術は必要なものですが、緊急を要するものではありません。ですから、芸術のある社会は豊かな社会であることの証なのだと思います。

 

第3夜まででも、

素晴らしい演奏を聴かせてもらいました。録音も比較的新しく、いい音でした。

本日第5夜があります。

 

ハイティンク、精緻な構築を重ねて音楽を紡ぎ出すという感じですね。こういう表現していいのかな? エラソウ? まあジャズファンですから、ご勘弁を。

これまで、ハイティンクの演奏はそれほど多くは聴いていませんが、今回凄く感じるところがありました。

 

なお、最近は、FM放送は録音せずにリアルタイムで聴くようにしています。感受性を上げるためです。

ピアニストのためのアンサンブル講座 修了記念コンサート

地元の音楽館で開催されている講座とコンサートです。

毎年聴きに行っています。

 

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講座そのものを聴く時もあります。

チェロとのアンサンブルの時に、芸術監督で講師の野平一郎さんが、チェロ講師の向山佳絵子さんが居るにもかかわらず、チェロパートをご自分が歌ってピアノ伴奏を指導する光景も見ることができます。

野平一郎さん、素晴らしいバス・バリトンなんです。

 

修了記念コンサートでは受講生の方の演奏が中心ですが、講師陣の模範演奏?は、やはり、大変聴きごたえがあります。