以前からクラシック用に、広い音場を得るための実験を行ってきました。
ブログ「GRFのある部屋」さんの記事に刺激されて始めたものです。
広い音場を得るために、いろいろな方が、いろいろなアプローチを試みています。
平行法、対向法、内振り法、無指向性スピーカー等々です。
拙宅のクラシック用スピーカーは、5ウェイが内振り法、SB-7が平行法的な置き方です。
対向法は、効果が大きいので何年も試みてきました。が、私の耳には、音場が少し不自然な感触があり、それを払拭できず、試行を終了しました。
もっとも、私の場合、4ウェイのスピーカーで試行したものであり、小型スピーカーならば結果は違っていたかもしれません。
同時に、無指向性スピーカーについても試行をしてきました。
フルレンジ1発が最も効果的だと思いましたが、私の音楽の聴き方が、そこそこのFレンジ・Dレンジを必要とするものですので、写真のような形になりました。
30cm・12cmの2ウェイです。ウーファーフレームまでの高さは35cm。
ユニットは、八欧電気の1950年代のものです。時代的にアルニコマグネットになります。
某オクで2年前に入手したものです。出品者の方が見ていてくださいましたら嬉しいのですが。
ツイーターの背面がむき出しになったラフな作りです。
この2ウェイ、SB-7の自然な音場と5ウェイの広大な音場を併せ持っているように感じています。
今後、いろいろな音楽を聴いていきます。
このシステム、はたして、生き残ることができますでしょうか。