ジャズとテニスの雑記帳

ジャズ・テニスそしてオーディオやミステリーについての日常を綴ります

オーディオ備忘録 その21 無指向性スピーカー

以前からクラシック用に、広い音場を得るための実験を行ってきました。

 

ブログ「GRFのある部屋」さんの記事に刺激されて始めたものです。

 

広い音場を得るために、いろいろな方が、いろいろなアプローチを試みています。

平行法、対向法、内振り法、無指向性スピーカー等々です。

 

拙宅のクラシック用スピーカーは、5ウェイが内振り法、SB-7が平行法的な置き方です。

対向法は、効果が大きいので何年も試みてきました。が、私の耳には、音場が少し不自然な感触があり、それを払拭できず、試行を終了しました。

もっとも、私の場合、4ウェイのスピーカーで試行したものであり、小型スピーカーならば結果は違っていたかもしれません。

 

同時に、無指向性スピーカーについても試行をしてきました。

フルレンジ1発が最も効果的だと思いましたが、私の音楽の聴き方が、そこそこのFレンジ・Dレンジを必要とするものですので、写真のような形になりました。

 

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30cm・12cmの2ウェイです。ウーファーフレームまでの高さは35cm。

ユニットは、八欧電気の1950年代のものです。時代的にアルニコマグネットになります。

某オクで2年前に入手したものです。出品者の方が見ていてくださいましたら嬉しいのですが。

 

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ツイーターの背面がむき出しになったラフな作りです。

この2ウェイ、SB-7の自然な音場と5ウェイの広大な音場を併せ持っているように感じています。

今後、いろいろな音楽を聴いていきます。

このシステム、はたして、生き残ることができますでしょうか。