ジャズとテニスの雑記帳

ジャズ・テニスそしてオーディオやミステリーについての日常を綴ります

テニス💛 ジョコビッチを分析する

全米オープンテニスはジョコビッチの優勝で幕を閉じました。

(また、ちょっと前の話です・・)

第2セットを取った直後のジョコビッチ/Clive Brunskill/Getty Images

 

テニスファンとして、ジョコビッチの今」を分析してみたいと思います。

 

素人の戯言です。

また、私はジョコビッチの振る舞いが嫌いなので、感覚にフィルターがかかっているかもしれません。

 

ジョコビッチの技術的優位

 

すべてのショットが最高ランクというか一番です。言うまでもありませんが。

特に、リターンとストロークのバラエティは群を抜いています。

数年前は、サーブとネットプレイにわずかな問題を持っていましたが、今は完全に克服しています。

 

体力面はどうか

 

テニスのスタミナという点でも、トップクラスではありますが、体力で圧倒するのではなく、その配分に長けているのだと思います。

今年は、体力が削られてプレイのパフォーマンスが落ちたという場面がありました。

ウインブルドンのアルカラス戦のように。

 

さて、問題?のメンタルについて

 

ジョコビッチは戦争状態を体験しているからメンタルが強い、とも言われますが、そこのところは私には良く分かりません。

 

もちろん、メンタルもトップクラスのものを持っていることは間違いありません。

更に、ジョコビッチ神経戦も仕掛けます。

例えば、バランスを崩した時に、大きなジェスチャーを追加しているように見えます。まるでケガをしたみたいに。

また、長いポイントを終えた後に、疲れた様子を、これでもかと見せます。

こんな時、対戦相手は「ある期待を」を感じてしまうのではないでしょうか。

 

で、対戦相手はどうするかと言うと、

優位に立つチャンスだと誤認しパワーを使ってしまう。体力のロスにつながる。

もうひとつ、大事なことは、「”ある期待”はなかったのだ」ということに、対戦相手が気付くこと。しばらくたってから。

これは、メンタルの大きな消耗につながります。これは効くと思います。

 

ジョコビッチと対戦する選手は、このような時に、「オー、ヤットルヤットル」と相手にしないことが重要です。

 

さて

ジョコビッチのテニスを打ち破るには

 

フェデラーのスピードテニス(もういない)

ナダルの変則テニス(もういないに近い)

メドベージェフの壁テニス

アルカラスのパワーテニス(故障が癒えればルーネも)

のいずれかが必要ですが・・・

 

これらのどれもできない選手はどうするか?

体力勝負です。

どういうテニスをすれば体力勝負に持ち込めるかを見つけるしかありません。

(ワタクシには青写真はありますが)

 

ハッキリ言って、2024年もジョコビッチグランドスラムで優勝するなんて、

他のテニス選手は何をやってるんだ!! 

って、ことだと私は思うのですが。