PEGASUSシステム
25㎝同軸ユニットのウーファーとコンプレッションドライバーの間に、34mm径のコンプレッションドライバー+500㎐カットオフのホーンを挟んでの3ウェイ。
更に、スーパーツイターを載せ、25㎝平面振動板ウーファーをスーパーウーファーを加えての5ウェイ仕様でした。
ワイドレンジ低歪のシステムで、ジャズはもちろん、クラシックにも対応できるシステムです。
ただ、JBLシステムで同じソースを聴くと、ジャズは、あえてPEGASUSシステムを聴く必然性がない、と思うようになりました。
ジャズはJBLシステムの方で聴きたいと感じる訳は?
管楽器をはじめ、いくつかの違いがあります。
中でも、
ウッドベースの質感に不満があります。
Fo(エフゼロ)でなく、60~200㎐くらいの帯域での空気の押し方が違うのか?
私は、ジャズを聴くためのウーファーの口径は15吋の大きさが適しているのではと、密かに?考えています。
いえいえ・・小口径でも中口径でも、ベースは快調に鳴ります。
15吋説は、個人的感覚です。
15吋ユニットと言っても、その(使用)条件として、
ユニットは軽量振動板で、能率は概ね100㏈以上。
クロスオーバー周波数は800㎐以下、できれば500㎐以下で。
アンプはトランジスター式。BTL接続なら尚良い。
この条件で使えば、15吋ウーファーの振動版面積の大きさのメリットが生きてくると思います。
15吋は鈍いと仰るマニアの方は多いです。
上記の使い方ならば、問題ないと思います。たぶん。
そして、PEGASUSシステムの代わりに組んだのが、下記の組み合わせです。
高域 JBL2405 5K㎐以上
中域 CP ED3402 800㎐~5K㎐ ホーンJBL2350A
低域 エレクトロボイス 800㎐以下(型番不明)
最低域 テクニクスSB7 45㎐以下(ウーファー部のみ使用)
↓ 新システム
Ele-voiシステムと命名
ウッドベースの空気感向上は確認できました。
それは良かったのですが、組んでみて感じたことは、
このシステムの得意分野は21世紀の録音ということです。
正確にいうと、ワイドレンジのソースです。
次回の試聴レポートに続きます。