ジャズとテニスの雑記帳

ジャズ・テニスそしてオーディオやミステリーについての日常を綴ります

オーディオ備忘録 168 Pegasus から Electro-Voice へ

PEGASUSシステム

25㎝同軸ユニットのウーファーとコンプレッションドライバーの間に、34mm径のコンプレッションドライバー+500㎐カットオフのホーンを挟んでの3ウェイ。

更に、スーパーツイターを載せ、25㎝平面振動板ウーファーをスーパーウーファーを加えての5ウェイ仕様でした。

 

ワイドレンジ低歪のシステムで、ジャズはもちろん、クラシックにも対応できるシステムです。

 

ただ、JBLシステムで同じソースを聴くと、ジャズは、あえてPEGASUSシステムを聴く必然性がない、と思うようになりました。

 

ジャズはJBLシステムの方で聴きたいと感じる訳は?

 

管楽器をはじめ、いくつかの違いがあります。

中でも、

ウッドベースの質感に不満があります。

 

Fo(エフゼロでなく、60~200㎐くらいの帯域での空気の押し方が違うのか?

 

私は、ジャズを聴くためのウーファーの口径は15吋の大きさが適しているのではと、密かに?考えています。

 

いえいえ・・小口径でも中口径でも、ベースは快調に鳴ります。

15吋説は、個人的感覚です。

 

15吋ユニットと言っても、その(使用)条件として、

ユニットは軽量振動板で、能率は概ね100㏈以上。

クロスオーバー周波数は800㎐以下、できれば500㎐以下で。

アンプはトランジスター式。BTL接続なら尚良い。

 

この条件で使えば、15吋ウーファー振動版面積の大きさのメリットが生きてくると思います。

 

15吋は鈍いと仰るマニアの方は多いです。

上記の使い方ならば、問題ないと思います。たぶん。

 

そして、PEGASUSシステムの代わりに組んだのが、下記の組み合わせです。

 

高域  JBL2405   5K㎐以上

中域  CP  ED3402  800㎐~5K㎐ ホーンJBL2350A

低域  エレクトロボイス  800㎐以下(型番不明)

最低域 テクニクスSB7  45㎐以下(ウーファー部のみ使用)

 

 ↓ 新システム

Ele-voiシステム命名

ウッドベースの空気感向上は確認できました。

 

それは良かったのですが、組んでみて感じたことは、

このシステムの得意分野は21世紀の録音ということです。

正確にいうと、ワイドレンジのソースです。

 

次回の試聴レポートに続きます。