ジャズとテニスの雑記帳

ジャズ・テニスそしてオーディオやミステリーについての日常を綴ります

ミステリー他

翔田 寛  真犯人 冤罪犯

重厚なミステリー作品を出し続けている翔田寛 2015年発刊、当時作者57歳。 真犯人 こちらは、2017年発刊 当時作者59歳。 冤罪犯 両作品とも、いつもどおりの濃密な展開のミステリー。 かといって難解な展開ではなく、私のような素人でも、読者刑…

演奏家が語る 音楽の哲学

「音楽&オーディオの小部屋」のブログ主さんが紹介されていた本 著者は大嶋義実さん。 フルート奏者、京都市立芸術大学副学長。 1958年生まれ、著作は本年発刊、現在64歳になられる。 先のブログ主さんは、「音楽に貴賎はない・・・」「芸術と娯楽の…

伊坂幸太郎 ペッパーズ・ゴースト

伊坂幸太郎 著 ペッパーズ・ゴースト を読みました。 伊坂幸太郎全作品44作品(現時点で)のうちの43番目の作品です。 エッセイ集かと思っていましたが小説でした。 何を勘違いしてたんでしょう? 氏の作品で良く出てくる、頼りない主人公が望んでもいな…

翔田 寛 「影踏み鬼」「誘拐児」 

8月15日の拙ブログ記事のテーマ、翔田 寛 著のミステリー「油絵は謎をささやく」 あまりの面白さに、この作家さんの他作品を続けて読んでしまいました。 2000年のデビュー作「影踏み鬼」を含む五つの短編集です。 長篇のタッチを感じさせる重厚感です…

油絵は謎をささやく 翔田 寛

「音楽&オーディオの小部屋」さんが7月16日の記事で紹介されていた、 翔田 寛 さんの 「油絵は謎をささやく」を読みました。 一気に読みました。格別な面白さでした。 素晴らしい構造を持った作品で、その重厚さは海外の傑作ミステリーに通じるものを感…

時計屋探偵の冒険 アリバイ崩し承ります

超人気ブログ「音楽とオーディオ」の小部屋のブログ主さんは、大のミステリーファンでもあられます。 最近の推薦本「時計屋探偵の冒険 アリバイ崩し承ります2」を読みました。 ご指摘のとおり、確かにセンスを感じますね。 作品の登場人物の風貌や雰囲気が…

伊坂幸太郎 残り2冊

伊坂幸太郎著 「逆ソクラテス」 伊坂幸太郎全44作品中の42番目の「逆ソクラテス」を読みました。 以前、別府のミステリーマニアのSさんが「伊坂幸太郎はミステリー風の純文学」と指摘されていましたが、確かにそうですね。この作品も、考えさせられるテ…

『デシート』 神崎和幸・著

5月2日の拙記事 伊坂幸太郎 「殺し屋」三部作 にコメントをいただきました。 なんと、ミステリー作家の神崎和幸さんからでした。 氏の作品「デシート」を読みました。 テンポの速い展開と良質なトリックに引っ張られて、一気に読み切りました。面白かった…

伊坂幸太郎 「殺し屋」三部作

伊坂幸太郎のファンです。 伊坂幸太郎作品にはシリーズものと云える作品があります。 これらは、単独でも楽しめますが、やはり順番に読むことで何倍も楽しむことができます。 この「殺し屋シリーズ」は傑作だと思います。 「殺し屋」シリーズの第1作 「グラ…

ミステリーの楽しみ ヨルガオ殺人事件

アンソニー・ホロヴィッツの「ヨルガオ殺人事件」 「音楽&オーディオの小部屋」のブログ主さんはミステリーのスーパーマニアです。 私は、氏の記事から入っていくミステリーが多いのです。この本もそうです。 本書は、謎解きミステリーの大家アンソニー・ホ…

伊坂幸太郎 発刊順に読むメリット

伊坂作品の主役を中心とした登場人物は、その後の作品にも登場します。 ほぼ続編であったり、渋いわき役であったり。 最初に読んだ37作目「ホワイトラビット」の黒沢は、2作目の「ラッシュライフ」の主役でした。 34作目の「陽気なギャングは三つ数えろ…

伊坂幸太郎  ゴールデンスランバー

3番目に読んだ伊坂幸太郎作品「ゴールデンスランバー」 先に読んだ2作より前に書かれた作品です。 2007年11月発刊 伊坂作品の特徴は、多くの場合、「特別でない通常の日常の中に登場する人物の人間を描く中で物語が進んでいく」ところにあると思いま…

伊坂幸太郎のファンです

ミステリーが好きです。 マニアというほどではありません。音楽&オーディオブログの先輩が発信してるいろいろな情報を活用して、楽しんでいます。 伊坂幸太郎のファンです。 きっかけは、数年前に、あるミステリーを読んだとき、その年のランキングに「ホワ…

五輪、今日のバモス!

松山英樹選手 ありがとうございました。 メダルがちょっとそれてしまったのは残念ですが、それ以上にゴルフの醍醐味を見せていただきました。 BMXフリースタイルです。 日本の中村輪夢選手。ダイナミック! チャンピオンの技 自転車と完全に離れています。 …

心が折れる敗戦

ジョコビッチが3位決定戦も負けました。 「心が折れる敗戦」と言っています。 写真はアップしません。私なりのマナーです。 驚いたのは、Hatenaburogのテニスグループに、今朝、「ズベレフよくやった!」という記事が2編あったことです。 嫌われているよう…

近所の洋食屋さん

家族に良いことがありました。近所の洋食屋さんに行ってお祝いです。 丁寧な料理をリーズナブルな価格でいただけるお店です。 いつものとおり写真がうまく撮れていません。しばらくご辛抱ください。 ボウモア 飲みかけですが メインの、ポークのヒレ肉〇〇〇…

斜め屋敷の犯罪  島田荘司

アンソニー・ホロヴィッツ作「その裁きは死」のあとがきに、ホロヴィッツが島田荘司の「斜め屋敷の犯罪」を読んでいる、との記述がありました。 ホロヴィッツのような腕利きの作家が読んでいる=研究している=ミステリーはどんな作品かと思い、私も読んでみ…

アンソニー・ホロヴィッツのミステリー

私はミステリーファンというほどたくさんの作品を読んでいるわけではありません。 「音楽&オーディオ」の小部屋:のブログ主さんがミステリーマニアで、面白い作品を紹介してくださいます。 2年ほど前に、写真の「カササギ殺人事件」 昨年は「メインテーマ…